作新学院が7年ぶり決勝進出 期待の1年生・小川亜怜が公式戦初アーチ

[ 2023年10月28日 16:16 ]

秋季高校野球関東大会準決勝   作新学院7―2常総学院 ( 2023年10月28日    栃木県総合運動公園 )

<作新学院・常総学院>4回、右越え2欄を放った作新学院の小川亜(撮影・村井 樹)
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 投打がかみ合った作新学院が優勝した16年以来、7年ぶりの決勝進出を決めた。

 期待の1年生が結果で応えた。名門の3番を任される小川亜怜外野手は2ランを含む2安打2打点で勝利に貢献。4回2死一塁からは公式戦初本塁打となる右越え2ランを放ち「最初は入ると思っていなかったのでうれしい」と喜んだ。

 脅威の回復力で大会に間に合わせた。9月には左手を骨折し復帰まで5カ月と言われていたが、わずか1カ月で完治。医師からも驚かれたといい「牛乳を1リットル飲んだり野菜を食べたりした。お母さんが骨がくっつくようにと考えた料理も作ってくれた」と感謝した。

 打撃が評価され新チーム発足後から3番を担ってきた小川亜。強力打線の中心としてこの日も勝利に貢献し「次は優勝できるように頑張りたい」とあす29日の決勝へ向け力を込めた。(村井 樹)

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