巨人　岡本和不在響き1得点　試合つくった菅野を見殺し　CSへここが正念場

セ・リーグ   巨人1―2広島 （ 2023年8月30日    京セラD ）

＜巨・広＞5回、末包に右越えソロを浴び、厳しい表情の菅野（撮影・井垣　忠夫）
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　主砲の不在が響き、貧打に泣いた。4位・巨人は体調不良のため、前日に特例抹消された岡本和が2試合連続の欠場でわずか1得点。2連敗で、広島戦は今季16敗目となり借金は1となった。

　先発の菅野が6回2失点と試合をつくったが、打線は8回までゼロ行進。原監督は「まあ、もう一本でしょうね。悔しい思いで選手たちも含め、我々もいます」と淡々と言った。2点を追う9回に先頭の岡田が右中間席にプロ初本塁打となるソロを放ったが、反撃もここまでだった。

　原監督は岡本和について「熱がまだ下がっていないという状況ですから」と説明し、31日の同戦（岐阜）も欠場が濃厚となった。CS出場圏内の3位・DeNAとは2・5ゲーム差。まさに正念場だ。