大谷翔平　3試合連続安打で2年連続シーズン150安打到達　リーグ2位タイ95打点目

インターリーグ   エンゼルスーフィリーズ （ 2023年8月30日    フィラデルフィア ）

＜フィリーズ・エンゼルス＞5回、適時打を放つ大谷（撮影・光山　貴大）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（29）が30日（日本時間31日）、敵地フィラデルフィアでのフィリーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。5回の第3打席で3試合連続の安打を放った。今季150安打目で、2年連続でシーズン150安打に到達した。

　初回2死からの第1打席はチェンジアップにタイミングが合わず空振り三振。3回1死一塁からの第2打席は一ゴロ併殺打に倒れた。不本意な打席が続いたが、3打席目で修正し、確実に結果を出した。

　3－2の5回2死一、二塁。カウント1－1からフィリーズ先発・サンチェスの投じた内角シンカーを強振すると、打球は一、二塁間を鋭く破り右前に達する適時打となった。この時点でレンジャーズ・ガルシアに並び、ア・リーグ2位となる今季95打点目をマークした。

　チームは29日（同30日）にジオリト、ムーア、ロペス、リオンの4投手、さらにレンフロー、グリチェク両外野手の計6選手をウェーバーにかけたと伝えられた。他チームは31日（同1日）、今季の残り年俸負担以外の見返りなしに、これらの選手の獲得が可能になる。ジオリト、ロペス、リオン、グリチェクはプレーオフ進出を狙い、7月末に獲得した選手。来季を見据えて“解体”のプロセスに入ったチームの中、大谷の戦いは続いている。