阪神・石井 1死満塁の大ピンチ救った! 10戦連続無失点で防御率0・89に

[ 2023年8月31日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―4DeNA ( 2023年8月30日    甲子園 )

<神・D>7回のピンチを抑えた石井(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・石井が大ピンチを救った。2―4の7回、加治屋と島本が招いた1死満塁のピンチで、4番手として登板し、マウンド上で仁王立ちした。

 まずは桑原を空振り三振。ファウル2つで1―2と追い込むと、最後はフォークで空を切らせた。「ファウルでカウントを稼げた。マウンドで(坂本)誠志郎さんが“絶対に抑えられるから思い切ってこい”と言ってくださったので、信頼して(フォークを)低めに落とすことができた」。続く蝦名には7球目の内角への150キロで押し込み二飛に打ち取った。直前の6回の攻撃で味方打線が1点を返して逆襲ムードだっただけに、1点も追加点をやりたくない場面での大仕事だった。フルカウントになった時にスタンドから大きな拍手で勇気づけてくれたが、結果で応えて大歓声に変えた。

 26日の巨人戦から28日の移動日を挟み、4試合連続登板とフル回転。10試合連続無失点で防御率は0・89まで良化した。勝利にはつながらなかったが、この日のクライマックスの一つだった。

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