巨人 今季8度目サヨナラ勝ちで単独3位浮上! 延長戦の連敗を4で止める 梶谷の一打が敵失誘う

[ 2023年8月23日 22:08 ]

セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2023年8月23日    東京D )

<巨・ヤ>11回、梶谷のとき相手失策で一走・門脇がサヨナラの生還(撮影・村上 大輔)
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 巨人はヤクルト相手に終盤3点差を追いつき、延長11回にサヨナラ勝ちを収めて2連勝。3カードぶり勝ち越しで貯金1とした。DeNAが敗れたため、8月7日以来16日ぶりとなる単独3位に浮上している。

 3―3で迎えた延長11回だった。この回から登板した4番手右腕・阪口に対し、1死から門脇がこの試合3安打目となる二塁への内野安打をもぎ取って出塁。代打・中山は3バント失敗に終わって2死一塁となったが、梶谷の内野安打が敵失を誘って一気に門脇が好走塁でサヨナラの本塁生還を果たした。

 巨人のサヨナラ勝ちは今季8度目。延長戦の勝利は7月5日の中日戦(バンテリンD)以来で、連敗が4で止まっている。

 予告先発投手として発表されていたグリフィンが試合前にフリー打撃の打球を左側頭部に受けて頭部打撲と診断され、先発回避。代わって翌24日に先発予定だった菅野が志願して今季初の中5日で先発マウンドに上がった。

 その菅野が今季最多となる9三振を奪い、7回6安打3失点と力投。なかなか援護できなかった打線だったが、0―3で迎えた7回に2死走者なしから門脇、菅野の代打・長野の連打で一、二塁として梶谷の3連打目となる右前適時打で1点返すと、さらに2死満塁から秋広が中前へ2点適時打を放って3―3の同点。試合を振り出しに戻していた。

 延長11回に5番手として登板し、自らピンチを招きながらも無失点に抑えたバルドナードが来日初勝利を挙げている。

 

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