ナ・リーグ新人王争い、メッツ千賀は“本命”ダイヤモンドバックス・キャロルを抜く可能性も

[ 2023年8月23日 09:02 ]

メッツ・千賀(AP)
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 今季のナ・リーグ新人王について、ダイヤモンドバックスのコービン・キャロルで間違いないと見られていた。前半は打率・289、出塁率・366、長打率・549、18本塁打、26盗塁でMVP争いのダークホースとまで見られていたからだ。

 しかし後半は成績を落としている。打率・232、出塁率・322、長打率・384、3本塁打、11盗塁である。

 大リーグ公式サイトは22日(日本時間23日)にルーキーのパワーランキングを発表、依然キャロルを1位としているが、メッツの千賀滉大投手の逆転もあるかもしれない。

 千賀は6月中旬以降は、3失点以上の試合がない。過去5試合は30イニングを投げて、3勝1敗、防御率2・93である。千賀はここまで154奪三振、残り7試合と考えると、シーズン200奪三振に届く可能性もある。千賀が現在の10勝6敗、防御率3・19の好成績かからさらに上げていき、200奪三振達成となれば、キャロルを逆転できるかもしれない。

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