【甲子園】慶応が107年ぶりの全国制覇!丸田の先頭打者弾から打線つながり王者圧倒 聖地では初優勝

[ 2023年8月23日 16:49 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会最終日・決勝   慶応8-2仙台育英 ( 2023年8月23日    甲子園 )

<仙台育英・慶応>優勝を決め喜ぶ慶応ナイン(撮影・大森 寛明)
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 決勝が行われ、慶応(神奈川)が連覇を目指した仙台育英(宮城)を下し、1916年以来107年ぶり2度目の優勝を飾った。

 慶応は初回、丸田湊斗(3年)が夏の甲子園決勝戦史上初となる先頭打者本塁打を放ち先制。2回にも丸田の適時打で3点目を奪った。

 3-2の5回には2死一塁から福井直睦(3年)の左翼線適時二塁打を皮切りに代打・安達英輝(3年)、八木陽(3年)にもタイムリーが飛び出すなど、相手の失策も絡めこの回、一挙5点を奪い突き放した。

 投げては先発した背番号10・鈴木佳門(2年)が4回2失点と粘投。5回からマウンドに上がったエース・小宅雅己(2年)も仙台育英打線を封じた。9回2死、最後の打者を打ち取ると、小宅のいるマウンドにナインが駆け寄り、歓喜の輪ができ笑顔が広がった。

 慶応が前回優勝した1916年は大阪・豊中球場での開催だったため、甲子園での優勝は同校史上初めてとなった。

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