大谷翔平 2試合ぶり安打!通算250勝バーランダーから中前打 PS進出正念場も大量リード許す中…

[ 2023年8月12日 10:51 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2023年8月11日    ヒューストン )

エンゼルス・大谷翔平(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は11日(日本時間12日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。第3打席で2試合ぶりとなる安打を放った。

 アストロズ先発はトレードデッドラインでメッツから古巣に戻ったサイ・ヤング賞右腕バーランダー。大谷は過去、バーランダーとの対戦成績は20打数4安打、3打点、9三振の打率・200と難敵だがそれでも18、19年に1本ずつ本塁打を放っている。通算250勝、この日が節目の500試合登板となる40歳のベテラン右腕の投球をとらえた。

 初回の第1打席は二ゴロ、3回の第2打席は空振り三振。投手陣が崩壊して4回までに10失点を喫し、8点をリードされる中、6回無死一塁で迎えた第3打席。内角直球に詰まりながらも中前へ運んだ。

 大谷は前回、9日(日本時間10日)のジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」で出場。6回3安打1失点(自責0)で10勝目を挙げ、「野球の神様」と称されるベーブ・ルースも達成できなかった2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。

 トレードデッドラインではアストロズがバーランダーを獲得したほか、レンジャーズがサイ・ヤング賞を3度獲得したメッツの右腕・シャーザーをトレードで獲得するなどア・リーグ上位球団が次々とトレード補強を敢行。投手を中心に強化が進んで“打者・大谷包囲網”のようになり、プレーオフ(PO)争いの激化は必至だ。チームはこの日から同地区2位のアストロズ、さらに首位レンジャーズと敵地で6連戦。勝率・500のエンゼルスにとって悲願のポストシーズン進出へ向け命運を分ける戦いとなる。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月12日のニュース