オリ ドラ1・曽谷 2度目の先発も無念の4回途中6失点KO「ただただ申し訳ないですし、悔しい」

[ 2023年6月14日 20:10 ]

交流戦   阪神―オリックス ( 2023年6月14日    甲子園 )

<神・オ>初回 1死二、三塁 佐藤輝に2点適時二塁打を打たれた曽谷(撮影・成瀬 徹)
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 オリックスのドラフト1位・曽谷龍平投手(22)が、14日の阪神戦に先発し、4回途中6失点で無念の降板となった。

 初回から大乱調だった。先頭・近本の左前打を皮切りに、四球、死球で無死満塁のピンチを背負うと、大山に左犠飛で同点とされた。さらにミエセスに勝ち越しの中前適時打。その後、打撃不振の佐藤輝にも左翼越えとなる適時二塁打を浴びて、初回だけで4点を許した。

 2、3回と3者凡退に切り抜けたが、4回には先頭・梅野に四球を許し、2死二塁となってから、近本に右中間を破る適時三塁打。ベンチはここで2番手・本田にスイッチし、曽谷は81球で無念の降板となった。

 その後、本田は四球を挟んで、ノイジーに2点適時二塁打を許し、この回3失点。4回で2-7と阪神に大きくリードを許した。曽谷は5安打6失点となった。

 曽谷は「立ち上がりから不甲斐ない投球になってしまったことが、ただただ申し訳ないですし、悔しいです」と談話を発表した。

 曽谷はプロ初先発となった7日の巨人戦では5回途中、7安打2失点(自責1)で降板。左前腕の張りで離脱した田嶋の代役で、急きょプロ初先発したが、結果は残せなかった。それでも中嶋監督は「いいもの見せてもらいましたよ、本当に。磨かなきゃいけない部分とかは、いろいろあると思うし、そういうところも含めて。いい投手」と評価していた。

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