巨人 甲子園で5年ぶり3連敗の屈辱…借金1の4位で交流戦に “セ界初男”松井が力投も秋広4号ソロだけ

[ 2023年5月28日 16:59 ]

セ・リーグ   巨人1―4阪神 ( 2023年5月28日    甲子園 )

<神・巨>7回無死一、二塁、投手交代を告げにベンチを出る原監督(撮影・北條 貴史)
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 巨人が2018年5月25~27日以来5年ぶりとなる甲子園3連戦3連敗を喫した。

 交流戦前最後の試合となったこの日は、21日の中日戦で育成ドラフト出身のプロ1年目の投手としてセ・リーグ史上初となる初登板初勝利を飾った新人右腕・松井颯投手(22)が5回98球1失点と力投も打線が沈黙。試合前にドラフト2位・萩尾匡也外野手、北村拓己内野手、香月一也内野手を登録し、大江竜聖投手、山瀬慎之助捕手、増田大輝内野手を抹消する6選手入れ替えを敢行して臨んだ一戦だったが、相手先発右腕・才木ら阪神投手陣の前にわずか5安打に終わった。

 先発・松井が3回にミエセスに先制ソロを被弾するも、5回まで5安打1失点と粘りのピッチングを見せ降板。しかし、同点の7回に2番手の田中千が2失点(自責1)、3番手・高梨が1失点と阪神打線につかまった。

 打っては、3回に先発投手の松井がチーム初安打となるプロ初安打を左前に運ぶも、6回までその1安打だけ。7回に3番・秋広が才木から5戦ぶりとなる4号同点ソロを放つも、得点はその1点のみ。交流戦前に甲子園での伝統の一戦で5年ぶりの屈辱となる3連敗を喫し、再び借金生活となった。

 ▼松井 先制点を与えてしまいましたが、最低限の仕事はできたのかなと思います。2度のピンチを集中して乗り切れたことは良かったですが、(本塁打は)2死から一番やってはいけない失点の仕方だったので反省です。(高校以来の)甲子園は特別な場所ですし、楽しんで投げることができました。

 ▼秋広 打ったのカットボールです。ピッチャーが頑張っていたので何とか援護したかった。同点に追いつくことができて良かったです。また次も頑張ります。

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