近大付 30年ぶり近畿大会で140キロ超「2枚看板」力投も零敗「この経験を生かせれば夏楽しみ」

[ 2023年5月28日 13:24 ]

高校野球春季近畿大会   近大付0―2京都国際 ( 2023年5月28日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<京都国際・近大付>先発登板する近大付・市村(撮影・後藤 正志)
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 1993年以来30年ぶりに近畿大会に出場した近大付(大阪)は、京都国際(京都)に零敗を喫して初戦で敗退した。

 先発の最速143キロ右腕・市村篤史(3年)が6回2失点、0―2の7回から登板した背番号10の最速143キロ右腕・有方祥互(3年)は2回無失点。140キロ超の「2枚看板」が強力打線を計2失点に抑える力投を見せた。

 しかし、打線が相手先発でプロ注目の最速143キロ左腕・杉原望来(みらい、3年)に5安打無得点に封じられて攻略できなかった。

 藤本博国監督は、「4、6回と先頭打者が出塁しながら得点できなかったのが響いた。この春を通して、たくさんの課題が見えた。この経験を生かしていければ、夏は楽しみ。近畿大会を経験して、これからの練習内容も変わってくると思う」とナインの成長に期待した。

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