藤浪晋太郎、初の連投はなし アスレチックスは今季34戦目で初の連勝、5人継投で1点差逃げ切り

[ 2023年5月7日 11:32 ]

ア・リーグ   アスレチックス5―4ロイヤルズ ( 2023年5月6日    カンザスシティ )

<ロイヤルズ・アスレチックス>アスレチックスの先発ウォルディチャック(AP)
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 アスレチックスは6日(日本時間7日)、敵地カンザスティでロイヤルズと対戦し、5―4で勝利。今季34戦目で初の連勝を飾った。先発登板左腕ウォルディチャックが5回4失点で勝ち投手となり、2試合連続で先発投手に勝ち星がついた。ア軍は開幕からで32試合連続で先発投手に勝ち星がつかず、メジャーワースト記録を更新していたが、前日5日(同6日)に先発右腕ミュラーに勝ち星がついていた。この日は5投手の継投だったが、藤浪晋太郎投手(29)の出番はなく、初の連投は実現しなかった。

 ア軍は1点を追う2回にルイーズの2点適時打で逆転。3回にはブレディの右越えソロ、4回にはノダ、ルーカ―の連続適時二塁打で2点を加点した。先発ウォルディチャックは5回4失点で、6回以降は4投手をつぎ込んで1点のリードを守り切った。今季通算成績は8勝26敗で勝率・235はロイヤルズと並んで両リーグ30球団ワーストタイとなっている。

 藤浪は前日の試合で3番手として7回に救援登板したが、打者4人に3四球を与えるなど1/3回を投げ3失点で降板しており、この日に登板があればメジャー移籍後初の連投だった。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕ローテーション入り。4試合に先発したが、制球力不足を露呈して0勝4敗、防御率14・40(4試合の時点)で、救援に配置転換された。しかし、課題は克服できず、救援登板した4試合のうち3試合で失点。現在の通算成績は8試合で、0勝4敗、防御率13・50。

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