阪神・ドラ6富田 先発へ配置転換 ローテ再編受け、中2日で異例のブルペン入り

[ 2023年5月7日 05:15 ]

ランニングする富田(撮影・岸 良祐)
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 降雨中止による先発ローテーション再編を受け、阪神・ドラフト6位の富田が2軍で先発調整をすることが6日、分かった。きょう7日にも出場選手登録を外れ、12日以降のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で先発する方向。ここまでは救援陣の一角として7試合に登板してきた21歳左腕に代わり、2軍調整を続けていた浜地が週明けにも昇格する。

 先発陣は実績ある青柳と西勇がここまで不安定。西純と才木は1度、出場選手登録を外れた。開幕ローテーション勢が波に乗れない現状に加え、2軍でもめぼしい活躍をする投手の存在がないことから、岡田監督は抜群の制球力を誇るルーキーに白羽の矢を立てた。今回の措置は、先発勢の不振が続いた場合の“有事”に備える意味合いが強いとみられる。貯金5の今からその準備を進める。

 降雨中止のこの日、投球練習をした富田は「40、50球ぐらい軽く投げた。バッターに立ってもらって投げた感じ」と説明した。3日の中日戦で2イニングを投げた中継ぎが、中2日でブルペン入りすることは異例。先発に向けた準備に入ったことを如実に表していた。

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