メジャー初登板初勝利の千賀滉大　“おしゃれグローブ”にNYも注目「特徴的な投球で圧倒」

「ゴースト」をデザインした千賀のグラブ（AP）
Photo By ＡＰ

　2日（日本時間3日）のマーリンズ戦（ローンデポ・パーク）でメジャー初登板初勝利を挙げたメッツ・千賀滉大投手（30）が使用する青いグラブが米国で注目を集めている。

　青地にフォークを手にした金色のゴーストが刺しゅうされているデザイン。自身の代名詞でもある「お化けフォーク」への誇りと自信を表現するかのもの。一見、かわいらしい「ゴースト」だが、打者から見れば、この上なく憎らしく見えることは間違いない。地元・ニューヨークポスト紙は「千賀がメッツデビュー戦でカスタムゴーストグラブを使い、特徴的な投球で圧倒」の見出しを付け、詳細に内容を報道。スポーティングニュースも「千賀のゴーストフォークグローブがすごい」と伝えるなど、各媒体、SNS上でも各記者に取り上げられている。

　千賀自身も今年1月に自身のツイッターでグラブの写真とともに「カッコよすぎました」とつづっている、お気に入りのアイテム。この日は5回1/3を投げて1失点。8個の三振を奪った。千賀が「ゴーストグラブ」から現れる“お化け”が、この先何人の打者のバットに空を切らせるか、注目が集まる。