阪神・今岡真訪氏の打撃コーチ就任発表「選手個々の能力を引き出す」

嶌村球団本部長（左）とともに就任会見を行う今岡コーチ　（撮影・成瀬　徹）　
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　阪神は17日、OBの今岡真訪氏（48）の打撃コーチ就任を発表した。背番号は77に決まった。16年から2年間、2軍打撃コーチを務めており5年ぶりの復帰。これで今季のコーチ陣すべての陣容が固まった。

　「岡田監督からは打撃のレベルアップというシンプルなお言葉をいただきました。選手個々の能力を引き出す。この1点につきると思います。自分の力を発揮できずにいる選手がいると思うので、そういう選手の力を引き出すことを最大のテーマにしていきたいと思います」

　今岡氏はPL学園―東洋大を経て96年のドラフト1位で阪神に入団。03年は1番打者として打率・340で首位打者、05年は5番で147打点を挙げて打点王に輝き、2度のリーグ優勝にいずれもタイトルを獲得して貢献した。

　09年シーズン後に阪神を戦力外となり、10年からロッテで3年間プレーし、12年はコーチ兼任。16年から阪神2軍打撃コーチ、18年から4年間はロッテ2軍監督、1軍ヘッドコーチを歴任した。