トヨタ自動車4強 ベテラン樺沢V撃「勇気を持ってバットを振る。それだけに集中した結果」

[ 2022年11月8日 06:00 ]

社会人野球日本選手権 準々決勝   トヨタ自動車6―1東芝 ( 2022年11月7日    京セラD )

<東芝・トヨタ自動車>3回2死一、二塁、トヨタ自動車・樺沢が先制中越え2点適時二塁打を放つ(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 準々決勝が行われ、トヨタ自動車は樺沢健内野手(33)の決勝2点二塁打などで6得点を挙げ、優勝した2017年以来4大会ぶりに4強入りした。三菱重工神戸時代の97年以来23大会ぶりの準決勝進出を目指した三菱重工Westは、都市対抗覇者ENEOSの前に延長10回タイブレークの末、涙をのんだ。都市対抗4強のNTT東日本、昨年大会準優勝の三菱重工Eastも準決勝に駒を進めた。

 勝負師の一振りが、トヨタ自動車を勢いづけた。0―0の3回。11年目の樺沢健が快音を響かせた。

 「勇気を持ってバットを振る。それだけに集中した結果です」

 2死一、二塁。カウント1―2から低めの141キロ直球を捉えると、決勝の先制中越え2点二塁打となった。過去2試合は10打数1安打と不振。それでも「たとえ1本でも得点につながるようなところで打てたら」と気持ちを切り替え、4強一番乗りに貢献した。

 今大会が10度目の出場となり初戦の試合前に表彰されたが、入社当時は試合出場すらままならなかった。もがき苦しんだ1年目のオフ。新任した当時の田中大次郎監督から「なんで、そんなに良いスイングをしているのに出てないんだ?」の言葉に勇気をもらった。今につながる、大きな出来事だった。

 藤原航平監督からは「ベテランらしく、仕掛けながら調子を戻してきたのはさすがだなと思う」と称賛された。14、17年は4番として優勝に貢献。4大会ぶり6度目の日本一へ、経験豊富な33歳がチームをけん引する。 (須田 麻祐子)

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2022年11月8日のニュース