亜大・青山美夏人 2戦連続完投、前週は駒大完封「真っすぐで押せて要所で内角も攻められた」

[ 2022年4月13日 05:30 ]

東都大学野球第2週第1日   亜大5―1国学院大 ( 2022年4月12日    神宮 )

<亜大・国学院大>1失点完投勝利し、ガッツポーズする亜大・青山(撮影・木村 揚輔)
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 1回戦3試合が行われた。亜大は、今秋ドラフト候補右腕の青山美夏人(みなと)投手(4年)が、9回1失点で2戦連続完投勝利。5―1で国学院大を下した。中大は延長10回タイブレークで青学大に9―8で、日大は駒大に7―4でいずれもサヨナラ勝利し、先勝した。

 青山が2戦連続完投勝ち。リーグ戦初完封した4日の駒大戦と同じ、140球を投げ抜いた。

 「真っすぐで押せて、要所で内角も攻められた。制球にも自信があったので攻めていけた」。初回は球が浮き3安打で1失点。だが下半身を意識し修正した。3~6回は無安打投球。8安打も最速148キロで9三振を奪った。生田勉監督も「自分で修正して投げられたので今日は百点満点」と称えた。スタミナの秘密は冬場の食事。一食1・2キロの白米を食べた日もある。体重は昨秋終了時の88キロから94キロに増えた。

 春の神宮初戦で快投した今秋ドラフト候補の名前は「美夏人」と書いて「みなと」。「終盤でも強い球が投げられている。そこは自信になっている」と胸を張った。(田中 健人)

 ◇青山 美夏人(あおやま・みなと)2000年(平12)7月19日生まれ、神奈川県出身の21歳。中学時代は横須賀シニアでプレー。横浜隼人では甲子園出場なし。亜大では1年秋にリーグ戦デビューし、2年だった20年秋のリーグ戦で最優秀防御率を受賞。1メートル82、94キロ。右投げ右打ち。

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2022年4月13日のニュース