阪神 16試合消化時点で1勝はプロ野球ワーストタイ記録 1979年の西武に並ぶ

[ 2022年4月13日 22:13 ]

セ・リーグ   阪神0-1中日 ( 2022年4月13日    バンテリンD )

<中・神>10回1死一、二塁、サヨナラ負けを喫し、引き揚げる加治屋(左)の向こうで厳しい表情の矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神は延長10回にサヨナラ負けを喫し5連敗となった。試合前、この日先発予定だった伊藤将、藤浪、江越が新型コロナウイルス陽性となり戦線離脱。2軍から投手3人を緊急招集し、ブルペンに配置転換していた小川を急遽、先発に起用するなど総力戦で臨んだが、この日昇格したばかりの加治屋が2ニング目となった延長10回に1死一、二塁から大島に右中間を破られるサヨナラ打を浴びた。

 52年のフランチャイズ制以降では72年と90年の5カード連続を抜き、球団ワーストとなる開幕から6カード連続の勝ち越しなしとなった。

 これで今季は16試合を消化し1勝14敗1分け。79年西武の1勝13敗2分けに並び、16試合で1勝のみのプロ野球ワーストタイ記録となった。79年の西武は17試合目でシーズン2勝目。阪神はあすの中日戦に、引き分けか敗れればワースト記録更新となってしまう。

 1979年の西武は、所沢移転元年で、前期は18勝40敗7分けの6位、後期は27勝33敗5分けの5位で、年間成績は45勝73敗12分けの勝率・381の再下位だった。

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