阪神 高寺は現状維持 矢野監督の“盗塁企図40”指令に決意新た

[ 2021年11月21日 12:01 ]

契約更改を終え、会見する高寺望夢(代表撮影)
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 阪神・高寺望夢内野手(19)は21日、西宮市内の球団事務所で交渉し、年俸480万円で初めての契約更改を終えた。「厳しい世界というのは分かっていたが、あまり結果を出せず、悔しい1年だった」。20年ドラフト7位で入団してウエスタン・リーグでは58試合で打率・162、1本塁打、10打点、2盗塁。一方で今秋の「みやざきフェニックス・リーグ」では打率・552(29打数16安打)という驚異的な数字を残し、期待感を大きく高めた。

 1、2軍が混在する秋季練習では直接指導された矢野監督に「能力はめちゃくちゃある。足もあるし、バッティングなんかめちゃくちゃいい。伸びしろはめちゃくちゃあるよ。面白い選手だと思う」と素質を認められた。指揮官からは「盗塁企図40」の目標を設定され、「盗塁するには塁に出ないといけない。ファームで3割は打ちたい。結果を出していけば、1軍も見えてくる」と決意を強くした。(金額はすべて推定)

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