プロ野球だけじゃない…アマ団体合宿も大幅減少、宮崎は3月も我慢の日々

[ 2021年2月19日 05:45 ]

今キャンプの無観客実施を知らせる看板
Photo By スポニチ

 【新様式キャンプリポート最前線】キャンプの聖地・宮崎県が本来の姿を取り戻すには、まだ時間がかかりそうだ。同県では今月7日、独自に出していた緊急事態宣言を解除。県内の新型コロナウイルスの新規感染者が「0人」の日もあった。少しでも明るい方向に向かうのかと思ったが、県スポーツランド推進室の関係者は「予約の段階では入っていても、キャンセルがかなり出ている。まだまだ本来の形には遠いです」と嘆く。

 巨人、西武、ソフトバンク、オリックス…。宮崎県でキャンプを行うのはプロ野球の球団だけではない。むしろ、にぎやかになるのは3月。全国の大学、社会人などの各競技団体が「スポーツランド宮崎」で合宿を実施する。キャンセルが相次いでいるのはもちろん、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるものだ。

 宮崎県内では昨年1~3月、計282の団体が合宿などを行った。これは前年比マイナス35・3%だ。昨年の時点でコロナ禍の影響は如実に表れていたが、1年たっても状況は変わらない。たとえ宮崎県が緊急事態宣言を解除しても、政府による首都圏などの宣言は継続中。宣言下にある都府県から訪れる団体が減っているという。

 プロ野球のキャンプは無観客。さらに3月のアマチュア団体の合宿が大幅に減少…。前出の関係者は「宿泊に飲食、タクシーなどの交通費…。経済効果でも大きな痛手です」。昨春のキャンプ期間中の経済効果は約124億4400万円。大幅減は避けられない状況だ。「今は耐え忍ぶ時期かな、と思います」と関係者。もうすぐ季節は春だが、南国・宮崎はまだまだ我慢の日々が続く。(遊軍・鈴木 勝巳)

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2021年2月19日のニュース

広告なしで読む