西武 参加全17投手がブルペン入り 西口コーチ「みんながライバル」競争に期待

[ 2021年2月2日 05:30 ]

<西武・南郷キャンプ>ブルペンで田村(右)と話す西口コーチ(撮影・尾崎 有希)
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 西武のA班(1軍)は宮崎・南郷でキャンプイン。辻監督が見守る中、参加した全17投手がブルペン入りした。守護神の増田以外が捕手を座らせ、力を込めた投球に西口投手コーチは「初日から座らせて、こんなにバンバン投げるのは、僕もあまりなかった」と感心。その上で「みんながライバル。誰が確定しているという投手陣じゃない」とさらなるサバイバルを促した。

 先発候補では昨季の開幕投手であるニール、新外国人左腕・ダーモディの来日が未定。中継ぎから先発への挑戦を直訴していた平井は102球を投じて「言った以上はしっかりアピールできるようにやっていきます。一番、しんどくなったときにどう投げるかを大事にしたい。どこかで200球近くは投げたい」と鼻息が荒かった。

 3日からは早くも各投手が、フリー打撃の打撃投手を務める予定で「みんな、どんどんアピールしてもらう」と辻監督。オリックスとの3・26開幕戦へ向け、投手陣は超速で仕上げていく。(花里 雄太)

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