広島・山口 大瀬良塾で成長の日々、投球フォームも指南「1軍で勝って悔しさ晴らしたい」

[ 2021年1月12日 05:30 ]

<広島・大瀬良自主トレ>山口(右)と自主トレを行う大瀬良。カメラに余裕のVサイン
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 広島・山口は、大瀬良塾への入門を飛躍のステップボードにする意気込みだ。昨年12月から練習を共にし、極意を伝授され、吸収する毎日。その練習ぶりを「すごい」と尊敬の念を込めて言う。例えば走り込みの量だ。

 「自分では“ある程度走ったな”と感じる量が、大地さんにはアップぐらい。毎日3キロは軽く超えているんじゃないですか」

 投球フォームでも指南を受けた。山口の真面目で考え込む性格を考慮し、体の使い方を具体的に示しながら、リラックスして投げるように指導。練習の意図まで丁寧に説明を受け、高卒4年目の今季に懸ける思いは強い。

 「去年は何もしていない。どん底からアピールし、1軍で勝って悔しさを晴らしたい」

 7回2死まで無安打に抑え、プロ初星を挙げた19年5月30日のヤクルト戦から2年。主将の教えを胸に、21歳は殻を破ろうと必死だ。  

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