日本ハム ドラ1伊藤“裸一貫”入寮「あくまでも北海道で頑張りたい」

[ 2021年1月7日 05:30 ]

勇翔寮に到着した伊藤大海は球団マスコット「カビー」と笑顔でポーズを決める(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムの新人7選手が6日、千葉県鎌ケ谷市の「勇翔寮」に入寮した。ドラフト1位・伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)は、早期の1軍合流を目指し、千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」の自室はあえて環境を整えないよう、テレビや私服を持参せず。最速156キロの道産子右腕は「裸一貫」のストイックな姿勢でプロ生活をスタートさせた。

 即戦力右腕らしく、意識の高さを見せつけた。入寮時恒例の持参品を問う質問に対し、伊藤は「こっち(鎌ケ谷)にあまりいい環境をつくらないようにあえて厳しく。テレビも置かずにと考えている」ときっぱり。その理由を「充実した環境にしてしまうとだれてしまう。あくまでも(1軍が本拠を置く)北海道で頑張りたいので、そこに向けて自分で追い込んでいこうと思う」と説明した。

 先発と抑えの適性があり、2月1日からの春季キャンプでは1軍スタートの可能性もある。キャンプ以降、1軍同行となれば「勇翔寮」で過ごす時間は必然的に短くなるだけに早期の「鎌ケ谷脱出」を目指している。

 1軍入りを目指し、休みなく元日から始動。地元の鹿部稲荷神社では幸先よい一年とするべく、「大吉」が出るまで14回連続でおみくじを引く執念を見せたことも明かした。趣味の釣りでも自身過去最大級の50センチのアブラコ(アイナメ)を釣り上げ「年初めの釣りでは一番いいくらい」と満足げに振り返った。

 羽田空港では自身とは別便で遅れて到着したドラフト5位・根本(苫小牧中央)を待つ気遣いも見せた。「正直(高卒の)根本が不安だった」と大卒の兄貴分らしさを見せ、ともに電車で最寄り駅まで無事に移動したが「田舎者同士、2人集まったところでどっちも不安だった」と首都圏の慣れない電車移動に2人で戸惑ったことも笑顔で明かした。

 9日からは新人合同自主トレが開始する。「いよいよ始まるぞという気持ち。ここからがプロ野球選手としてのスタート。先輩方にいろんなことを聞きにいったり、僕が見て学んでというのを積極的にやっていきたい」。首脳陣は新人合同自主トレでの動きを確認して新人のキャンプ1、2軍振り分けを決める方針。1軍入りを目指し、9日からアピールを始める。(東尾 洋樹)

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