ロッテ・中村奨が主将就任 年俸500万円減も「期待背負わせてもらっている」打倒ソフトへ一丸

[ 2020年12月27日 05:30 ]

ダウンで更改も、来季のキャプテンに指名されたロッテ・中村奨吾
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 ロッテ・中村奨がZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、500万円減の年俸6700万円でサイン。来季から主将に就任することを明かし「先日、井口監督と球団から主将を任せてもらえるという話をもらった。自分の成績を残し、チームも勝てるようやっていきたい」と意気込んだ。

 チームでは17年鈴木大地以来となる大役。まずは自らの背中で引っ張る。打率.249、8本塁打だったプロ6年目の今季を振り返り「前半は自分もチームの成績もよかったのに後半はチームと一緒に自分の成績も下がった。最後まで自分が粘れればソフトバンクとの差を埋められた」と反省する。ただ二塁手として3年連続全試合出場。井口監督は18年に就任した際に「全員が主将のつもりでやってほしい」と主将制度を廃止したが、この3年間で5、4、2位と躍進。難敵のソフトバンクを倒すため、中村奨を中心に一丸となってぶつかる。

 通算2057安打で「ミスターロッテ」と称された有藤通世氏(本紙評論家)の背番号「8」を継承している28歳は「そういう期待を球団から寄せられて、背負わせてもらっている」と言葉に力を込める。打って、走って、守って――。主将としてチームをけん引し、頂点まで突き進む。(横市 勇)

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