日本ハム・中田、野球を渇望 現状理解しつつ「とにかく早く野球がやりたい」

[ 2020年5月9日 05:30 ]

札幌市内の合宿所でオンライン取材に応じる日本ハム・中田
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 日本ハム・中田が自主練習を行う札幌市内の合宿所でオンライン取材に対応し、台湾プロ野球が8日から観客を入れて開催したことについて言及。「僕らがやりたいから早くやろうよという話でもない」と日本の現状に理解しつつ「とにかく何でもいいから早く野球がやりたい」と野球への渇望を口にした。

 日本は仮に開幕しても当面は無観客開催の方針。専門家からはベンチ内でのマスク着用などの予防策も提言されており、さまざまな制約の中で行われる可能性もあるが「オープン戦で味わったみたいにシーンとした中でやるのは寂しいけど、やらないと先が見えない」と状況が許すならば一日でも早い開幕を望む。

 3月下旬の最後の練習試合から約1カ月半が経過。実戦から遠ざかる期間が長くなるほど開幕までの調整期間が重要となる。「打者は投手の140キロ、150キロの球にすぐ目が慣れるわけではない。10試合、1カ月くらいはかかるんじゃないか」と見通しを語った。(東尾 洋樹)

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2020年5月9日のニュース