オリックス・由伸 開幕へ“足固め” コロナ禍の状況プラスに基本底上げ図る

[ 2020年4月15日 05:30 ]

大阪・舞洲の球団施設で自主練習するオリックス・山本(球団提供)
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 オリックスの山本は14日、大阪・舞洲の球団施設で自主練習し、ブルペンで捕手を立たせた状態で20球。開幕への不透明な状況をプラスに捉え、基本スペックの底上げを図る構えを示した。

 「投球フォームのチェックや、これまでと同じ体の機能性を上げるトレーニングを重点的に行っています」

 体の中心から左右対称に開き、体重移動して全身機能を連動させる独特の投球動作に磨きを掛ける。150キロ超の直球、ほぼ同球速の高速カットボールなど既に全球種が一級品だが、向上心は尽きない。

 自宅では入浴やテレビ鑑賞などでリフレッシュ。「今の時間を有効的に使って、開幕した時に最高のパフォーマンスを見せられるように」。昨季、パ・リーグの最優秀防御率に輝いた男は、さらなる飛躍へ、今は「足固め」に徹する。

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