“ポスト秋山”西武・金子 1番奪取へチーム1号「内角をいい感じでスイングできた」

[ 2020年2月9日 05:30 ]

南郷キャンプ ( 2020年2月8日 )

シート打撃で、ソロ本塁打を放つ金子(撮影・尾崎 有希)
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 1番は俺だ!西武の金子が今キャンプ初めて行われた8日のシート打撃で「チーム1号」をマーク。レッズに移籍した秋山が抜けたあとの1番打者を新外国人・スパンジェンバーグと争う背番号7は「風に乗った。でも内角をいい感じでスイングできた」と笑顔を見せた。

 斉藤大と対戦した第2打席で快音を響かせた。2ボール1ストライクから132キロの直球を左翼席へ。風にも乗ったが「テーマのスイングの軌道と打球の方向を一致させる意識はできた」と笑った。

 V2を達成した昨季は7年目で自己最多133試合に出場。開幕から32試合連続で1番を務めたが、その後は秋山に譲った。今季は秋山の定位置だった中堅を守る見込みだが、打順についても「(首脳陣が1番を)任せてもいいと思う打撃はしたい」と意識は高い。

 もちろん、レギュラーを約束されているわけではない。シート打撃では同じ外野手の川越、愛斗も安打をマークした。打順、守備で「ポスト秋山」の戦いはし烈だが「いろいろな意味で自分がリードする」と意気込んだ。(大木 穂高)

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2020年2月9日のニュース