阪神・梅野、トレード加入の中田と「福岡バッテリー」結成へ積極コミュニケーション宣言

笑顔をみせる梅野（撮影・坂田　高浩）　
Photo By スポニチ

　阪神・梅野がソフトバンクからトレードで加入した中田との「福岡バッテリー」結成に向け、積極的にコミュニケーションを図っていく意向を示した。

　「早く中田さんの考えという部分は理解していきたいですね。試合の中でも配球面だったり、プラスになっていくと思うので」

　9歳年上で面識こそないが、同郷という大きな会話の“きっかけ”がある。捕手として、いち早く投球スタイルや心構えなど内面部分を把握すべく言葉を交わしていくつもりだ。

　今季はFA加入した西とも時間を共有することで互いの信頼を高め、先輩右腕の2桁勝利に貢献した。「（意思の疎通は）積み重ねの部分もある。西さんともそういう意識で深めていくことができた」と振り返る。

　31日からスタートする高知・安芸での秋季キャンプではスローイングとキャッチングに重きを置いてレベルアップを図る。虎の正捕手として、中日、ソフトバンクで通算100勝をマークした中田に対してミットを構える。（遠藤　礼）