西武・十亀 FA権を行使して残留「仁義を通すことが1番いい」

[ 2019年10月30日 13:54 ]

FA権を行使した上での残留を表明した西武・十亀
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 西武・十亀剣投手(31)が30日、国内フリーエージェント(FA)権を行使して、残留することを表明した。埼玉県所沢市内の球団事務所で会見を行った。

 十亀は、会見冒頭で「FA権を行使いたしまして、残留する運びとなりました」と報告。球団からは複数年契約の提示を受け、熟考していた十亀。渡辺GMとの2度の交渉を行い、来年も西武のユニフォームに袖を通すことを決意した。「渡辺GMと何度か話させていただいて、宣言するか悩んでいたが、小さな悩みが少しずつ解決に向かっていった。僕がドラフトで入ったのも、渡辺GMが監督の時でしたし、取って貰った恩義や、いい契約いただけた仁義を通すことが1番いいのではという決断に至りました」。

 FA宣言しての残留については「ありがたい契約をいただいたときに、なにができるか。1番は成績を残すことだが、現状なにが出来るかと考えたときに、宣言して残留が恩返しじゃないですけど、見てわかりやすく“ありがとうございます”というのことに応えるためには、1番いいのかな思いました」と説明した。家族である夫人の後押しもあり、決断に至った。

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2019年10月30日のニュース