ツインズの本拠地開幕セレモニーでハプニング マリナーズの先発パクストンの右肩にワシが着地

[ 2018年4月6日 12:13 ]

右肩にワシが「着地」してしまったマリナーズのパクストン(AP)
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 大リーグのツインズは5日、地元ミネアポリスのターゲット・フィールドで本拠地開幕戦を行ったが、試合前のセレモニーでハプニング。国歌斉唱の際、スタンドから解き放たれたハクトウワシ(BALD EAGLE)は、マウンドに立っていた鷹匠の腕に“着地”する予定だったが、なぜか左翼上空から芝生の上に降り立ち、目の前にいたマリナーズの先発左腕ジェームズ・パクストン(29)の背後から回り込んで同選手の右肩にとまってしまった。

 すぐに鷹匠が駆け寄って事なきを得たが、利き腕となる左肩にとまっていればその強靭なツメの影響を受けた可能性もあった。

 パクストンは「ワシは僕がカナダの出身(バンクーバー郊外のラッドナー)ということを知っていていたと思うよ」と苦笑い。ハクトウワシは米国の国の鳥で、パクストンは「敵として勘違いされた」というジョークでまさかの“急襲”を表現していた。

 パクストンは5回を投げて被安打4、失点2というまずまずの内容。試合は2―4で敗れたが、敗戦投手にはならなかった。

 なおハクトウワシが着地した左翼を守っていたマリナーズのイチロー(44)は4打数1安打。本拠地開幕戦を白星で飾ったツインズは今季4勝2敗となった。

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