広島・薮田 3年目初10勝 初回3失点反省「入りを工夫したい」

[ 2017年8月6日 05:30 ]

セ・リーグ   広島7―4DeNA ( 2017年8月5日    横浜 )

<D・広>ウイニングボールを手にする広島・薮田
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 苦しんだ分だけ喜びは大きかった。広島・薮田が3年目にして初の2桁10勝に到達。6回を8安打4失点の内容に「2回以降は腕を振った結果。(2桁10勝は)ずっと目標にしていたので、もっと勝ちを重ねていきたい」と力を込めた。

 立ち上がりは暗雲が漂った。味方が先制した1回、5安打を浴びていきなり3失点。だが、2回以降は持ち直した。150キロ台の直球を主体に奪三振は10個。「三振はたまたまだけど、連打は何かがある。入りを工夫したい」と前を向いた。

 打線も中盤に反撃開始。5回には途中出場の新井、西川がそろって打点を挙げ、今季31度目の逆転勝ちだ。緒方監督は「2回以降持ち直したことは評価できる」と薮田を称えた。6日に2位の阪神が敗れ、DeNA戦に勝つか引き分けると、待望の優勝マジック34が点灯する。

 ≪6日M点灯の条件≫首位広島と2位阪神がともに勝ち、広島の優勝へのマジックナンバー点灯は、6日に持ち越しとなった。条件は広島がDeNAに勝つか引き分け、阪神がヤクルトに敗れることで阪神を対象にM34が出る。

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2017年8月6日のニュース