楽天・嶋 今季初実戦!侍にエール「あの場で一緒に戦いたい」

[ 2017年3月17日 05:30 ]

オープン戦   楽天2―0広島 ( 2017年3月16日    静岡 )

<楽・広>スタメンでマスクをかぶった嶋
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 右ふくらはぎ痛のため侍ジャパンを離脱した楽天・嶋が、決戦の地・米国に向けて出発した侍ジャパンにエールを送った。

 「テレビで見ていても、あの場で一緒に戦いたいという気持ちがある。(決勝トーナメントも)テレビの前で応援することしかできないが、応援したい」。試合時の日本のベンチには、自身のユニホームが掛けられており「うれしい」という。チームを離れても、世界一奪還に向けて、ともに戦う姿勢に変わりはない。

 日本代表を乗せた航空機が離陸する数時間前、嶋は広島戦で今年初めての実戦に出場した。開幕投手に決定している岸とバッテリーを組み、3回までプレー。捕球は無難にこなし、一塁ベースカバーへ走る際も、患部をかばうようなしぐさはなかった。唯一の打席では空振り三振に終わったが順調な回復ぶり。「捕手は(患部に負担がかかる)とっさの動きも多いので、開幕までに上げていきたい」。海を渡った“チームメート”の戴冠を願いながら、自身は31日のオリックスとの開幕戦(京セラドーム)出場へ向けて調整していく。 (黒野 有仁)

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2017年3月17日のニュース