【清宮の春】1年夏とは違う成長の証 絵づくりにもきっちり対応

[ 2017年3月17日 09:30 ]

元気よくグラウンドに駆け出す清宮(左端)ら早実ナイン
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 早実の現メンバーで15年夏の甲子園を経験したのは清宮と服部だけ。練習開始前にも、記念撮影やカメラマンの要望でベンチ前から飛び出す絵づくりをしたり、練習以外でもこなすべきことが多い。

 それでも清宮は「何回か練習でやるからね」と整列からグラウンドに走り出す流れを丁寧にナインに説明。初体験の出来事に浮足立つことがないようにとの配慮だ。甲子園練習の時間は30分。「時間がないのでテキパキ動かなきゃいけない」と自ら移動の際は小走りで動き、限られた時間の中で感触を確かめた。「みんな楽しそうにやっていた。物おじしている感じがなかったのが凄く良かった」と主将としての顔をのぞかせた。先輩に連れてきてもらった1年夏とは違う成長の証だった。

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