バレンティン、危険行為で退場!ジョーダンの投球を左上腕部に受け激昂

[ 2016年7月8日 19:12 ]

3回2死一塁、死球に激高するバレンティン(左)

セ・リーグ ヤクルト―中日

(7月8日 神宮)
 ヤクルトのバレンティン外野手(32)が8日、神宮球場で行われた中日13回戦の3回に危険行為を犯したとして退場となった。バレンティンの退場は2013年以来3年ぶり2度目。

 バレンティンは2―0で迎えた3回の攻撃で2死一塁から打席に入り、中日の先発左腕・ジョーダンが投じた初球を左上腕部に受け、激高。中日・杉山捕手らがなだめに入ったが、右手で自身のヘルメットをつかむと、力いっぱい地面に向けて放り投げ、マウンド方面へと足を進めた。ジョーダンも応戦する構えを見せ、両軍ベンチからは選手らが殺到。一触即発の空気になる中、中日のビシエドに羽交い絞めにされたバレンティンは一塁へと向かった。

 だが、名幸主審はバレンティンを「危険行為を犯した」として退場処分に。怒りの収まらない表情だったバレンティンだが、体を震わせながらベンチ裏へと消えた。

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