ソフトB岩崎 5年ぶり完封 鷹2年連続セパ最速50勝

[ 2016年7月8日 05:30 ]

<オ・ソ>9安打を浴びながらも完封勝利を挙げた岩崎

パ・リーグ ソフトバンク4―0オリックス

(7月7日 京セラD)
 オリックスの女性ファンが「オリ姫」と呼ばれることから七夕イベントが開催された敵地。ソフトバンクが主役の座を奪った。2年連続の両リーグ50勝一番乗り。大阪に本拠があった南海時代の1963~65年の3年連続以来51年ぶりだ。

 主役は岩崎。129球を投げ、奪三振0の珍しい完封を収めた11年7月28日の楽天戦以来、1806日ぶり自身2度目のシャットアウト劇だ。

 「安打をたくさん打たれてリズムは良くなかったが、ゼロで抑えられてよかった。点を与えたくない気持ちが自然と出たと思う」。奪三振はまた控えめの4。6回までは毎回安打を許したが、最速153キロをマークして要所を締めた。同じ千葉の高校でしのぎを削った同学年のロッテ・唐川に投げ勝った6月30日に続き、先発への配置転換後2戦2勝となった。

 ▼ソフトバンク・内川(初回に先制の13号3ラン。プロ1号は横浜時代の02年7月7日)同じ日に打てたのはよかった。あの頃の気持ちをもう一度思い出した。

 ≪2年連続両リーグ50勝一番乗り≫ソフトバンクが2年続けて両リーグ50勝一番乗り。ホークスの2年連続両リーグ50勝一番乗りは、南海時代の63~65年に3年続けて以来51年ぶりだ。また、チームで開幕78試合以内の50勝は65年の59試合を筆頭に11度目のスピード到達。過去10度の最終順位を見ると、優勝6度、2位4度といずれも2位以上だが今季はどうか。

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2016年7月8日のニュース