阪神復帰の藤川球児、入団会見で見せた涙の理由は「人間的な部分」

入団会見で涙を流す藤川

　来季４シーズンぶりに阪神でプレーする藤川球児投手（３５）が２４日、自身のブログを更新。同日に大阪市内のホテルで行われた入団会見の際に見せた“涙”の理由をつづっている。

　「今日から阪神タイガースの選手として頑張ります！」と意気込みを記した藤川。会見での涙については「阪神でプレー出来る喜びよりも、高知、愛媛、香川まで、そしてアメリカまで応援に来て頂いた皆さんにこれまでの御礼を伝えられる時が来て良かったという人間的な部分です」と説明した。

　そして「野球選手としては、これから勝負していく覚悟で満ち溢れています」とし「人の心で泣いて、勝負師として鬼になるという事ですね。タイガースファンの皆様、今日からよろしくお願いします！あー恥ずかしい」と締めくくっている。

　藤川は高知商高から１９９９年にドラフト１位で阪神入りし、２００７年にはプロ野球最多タイの４６セーブを挙げた。１２年オフに海外フリーエージェント権を行使して米大リーグのカブスに移籍。今季は５月にレンジャーズを自由契約となり、その後は独立リーグの四国アイランドリーグｐｌｕｓ高知でプレー。来季から阪神に復帰、総額４億円の２年契約で背番号は１８。