黒田 日本復帰初登板で13人パーフェクト!「気持ちよく投げられた」

[ 2015年3月8日 13:12 ]

<広・ヤ>8年ぶりの広島のマウンドで圧巻の投球をみせた黒田

オープン戦 広島1―0ヤクルト

(3月8日 マツダ)
 広島の黒田がヤクルトとのオープン戦に先発。8年ぶりに日本へ復帰した背番号15が完璧な投球を披露した。

 快晴のマツダスタジアムのマウンドに上がった黒田は初回、先頭打者の藤井を1球で二ゴロに打ち取ると、続く川端を遊ゴロ、ミレッジを三飛と三者凡退に斬って取り、2回、3回もヤクルト打線を3人で料理。

 打順が一回りして迎えた4回も走者を出さない完璧な投球を見せた黒田はその後、5回の先頭打者である畠山を空振りの三振に斬って取り、ここで降板。日本復帰初登板は4回1/3、13人に投げ、1人も走者を許さないパーフェクトな投球内容。これ以上ない39球となった。

 黒田は登板後に「気持ちよく投げられた。ストライクゾーンに投げて打たせて取るのが自分のスタイル。それはある程度できたと思います」と完璧な投球にもかかわらず謙虚な姿勢を見せていた。

 マウンドを降りるときのスタンディングオベーションには「不思議な感じがした。この時期にこのマウンドにいるので」と声援に感謝しつつ、久々の本拠地の気分に浸った。

 緒方監督は黒田の投球に「素晴らしい。(監督自身が)現役時代のイメージよりも一回り、いや二回り大きくなった感じがする」と絶賛していた。

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