中日・又吉 凱旋登板ならず “侍モード”に切り替え

[ 2015年3月8日 05:30 ]

<楽・中>中止が決まり引き揚げる又吉

オープン戦 中日-楽天(雨天中止)

(3月7日 倉敷)
 「侍モード」にスイッチオンだ。中日の又吉が7日、登板予定だった楽天戦(倉敷)が雨天中止となり、そのまま球場に隣接するブルペンで48球を投げた。8日にチームを離れ、侍ジャパンに合流する2年目右腕は「全国デビュー」へ向けた態勢を整えた。

 「ゼロに抑えるのが僕の仕事だと思うので、丁寧に、丁寧に投げたい。周りの全員が先生だと思うし、いい経験の場を与えてもらった」

 大学時代を岡山で過ごした右腕には、この試合は「凱旋(がいせん)登板」でもあり、日本代表戦前の最終戦でもあったが、無念の中止。「投げたいのは投げたかったけど、しょうがない」と苦笑いだ。ただ、ブルペンでは打席に高橋周らを立たせて実戦さながらの調整。初の代表戦への準備にぬかりない。昨季は新人ながらセットアッパーに定着した竜の新星が、日の丸を背負っても本領発揮する。

続きを表示

2015年3月8日のニュース