阪神 最速152キロ高校生右腕を“藤浪式”マークへ 今秋ドラ1候補

[ 2015年3月8日 08:30 ]

県岐阜商の高橋

 最速152キロ右腕を、“藤浪式マーク”だ。8日から高校野球の対外試合が解禁となる。阪神は、今秋ドラフト1位候補にリストアップしている県岐阜商・高橋純平投手(2年)の今年初戦に複数のスカウトを派遣予定。加えてドラフト直前まで右腕の登板全試合を密着マークする方針であることが7日、分かった。高橋はこの日の紅白戦に登板しており、8日は投げない可能性もあるが、猛虎は“高橋詣で”を開始する。

 今年は“恋人”から目が離せない。最速152キロ右腕の今年初対外試合から現地にスカウトを派遣する。それだけではない。球団はこの日のスカウト会議で今後の視察方針などを決定。球団関係者は「高橋君に関しては(対外試合)初戦から見て行くことになると思います。今年は追いかけていかないと」と見通しを立てた。ドラフト直前まで、密着マークを続けるというわけだ。

 伸び盛りの高校生。ちょっと目を離したスキに大化けする可能性を秘めている。素材が抜群なだけに、期待は膨らむばかり。だから、密着マークする。県岐阜商は対外試合が解禁となるきょう8日、飛龍(静岡)との練習試合を予定。ただし高橋は7日に長良川球場で行われた紅白戦に登板したため、きょうの練習試合には登板しない可能性もある。それでも猛虎は登板した場合に備えてスカウトを派遣する。ちなみに、この日の高橋は2回1安打無失点。球速は140キロ台前半を計測した。状態は上々だ。

 阪神は3年前、担当の畑山スカウトが大阪桐蔭・藤浪を対外試合が解禁された3月の初実戦から密着マークした。10月上旬の国体まで、ほぼ全ての登板試合を視察した上で1位指名に至った。昨年も高校生では済美・安楽(楽天1位)、大学生では早大・有原(日本ハム1位)に対し、それぞれ担当スカウトが密着。結果的に抽選を外したものの、ドラフト会議では有原を1位入札した。当然のことながら、早期から密着マークする選手は1位指名される可能性が高いということになる。

 県岐阜商は、21日開幕の選抜出場を決めている。わざわざ岐阜まで足を運ばなくとも、甲子園で高橋の投球を視察することはできる。ただ、それでは高橋の投球の一面しか見ることができない可能性がある。アマチュア選手の実力を見極めるには、状態が良い時はもちろん、悪い時の投球もチェックすることが重要。故障の有無を見極める上でも密着マークする意味は大きい。ドラフト直前まで、目玉候補を徹底分析していく算段だ。

 ◆高橋 純平(たかはし・じゅんぺい)1997年(平9)5月8日生まれ、岐阜市出身の17歳。梅林小2年から「梅林スポーツ少年団」で野球を始め、内野手、外野手。小6から投手転向。梅林中では「揖斐本巣パワーズ」に所属し、外野手、投手。中3秋に142キロを計測。県岐阜商では1年春からベンチ入り。最速152キロ。持ち球はカーブ、スライダー、スプリット。50メートル走6秒5、遠投100メートル。1メートル83、76キロ。右投げ右打ち。

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