岩手・高田高校 仮校舎で卒業式…新校舎は間もなく完成

[ 2015年3月1日 11:24 ]

 岩手県立高田高校の卒業式が1日、仮校舎のある岩手県大船渡市内の同校で行われた。野球部員35人をはじめ、169人の卒業生が卒業証書を受け取った。

 生徒会長を務めた藤原奈々さんは答辞で「この場所でたくさんの思い出、たくさんな出会いがありました。一人では乗り越えられなかった壁を仲間とともに乗りこえられました。いつも誰かに支えられていたと、感謝の気持ちでいっぱいです」と、言葉を詰まらせながら読み上げた。

 今年度の卒業生は仮校舎で3年間を過ごした。陸前高田市に建設中の新校舎は間もなく完成予定となっている。高田高校の野球部は、スポニチ本紙「復興へのプレーボール」で随時連載している。

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2015年3月1日のニュース