黒田 テンポいい投球はサインの簡略化 直球とツーシームは同じ

[ 2015年3月1日 07:30 ]

シート打撃に登板する黒田
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 広島・黒田は捕手の石原と事前に球種のサイン確認をして初の実戦形式に臨んだ。

 最大の特徴はフォーシーム(日本式の直球)とツーシームを同じ「速球」としている点だ。「きょうは石原と話をしてそういう形にした。“速球”のサインに対してフォーシームとツーシームを自分の感覚や打者の反応で投げ分けている。今後どうするか分からないけど、できれば球種のサインは増やしたくない」。メジャー時代も同様の形式を採っていて、小気味いい投球の源だ。速球の準備で動くツーシームを捕球することに石原は「捕りづらいけど、打者にとっては打ちづらいということ」と対応を誓った。

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2015年3月1日のニュース