藤浪、血染め5回0封!登板前に右手中指負傷も納得76球

[ 2015年3月1日 06:15 ]

<神・オ>右手中指の爪付近から出血した藤浪はユニホームを血で染めながら熱投

練習試合 阪神2―0オリックス

(2月28日 安芸)
 これぞ侍。血染めの零封ショーだ。阪神・藤浪が、オリックスとの練習試合で5回を3安打無失点。最速152キロ。21日のDeNAとのオープン戦(宜野湾)では3回4失点だっただけに「序盤は真っすぐも走って、変化球も悪くなかった。前回より全然良かった」と、納得の76球を振り返った。

 DeNA戦は変化球の精度に苦しんで3四死球と荒れたが、この日はチェンジアップ以外の持ち球を駆使して5三振を奪い「幅が広がったというか、いろんな球種を試せたのが良かった」と好感触を得た。左打者への内角、右打者への外角を意識して投げ分けるなど、実戦モードも高まっている。

 登板前のキャッチボールで右手中指の爪付近から出血するアクシデントがあり、ユニホームの右太腿辺りは鮮血で染まった。「血を見ると興奮してパフォーマンスが落ちやすいので気を付けた。投球には影響なかった」とさらりと言ってのけるあたりが大物だ。

 広島・前田健との合同自主トレから学び、オフから取り組む「脱力投法」に関しても「つかみつつある」という。「オープン戦で何とかものにできたら」とどこまでも意欲的だ。

 藤浪はプロ1年目の13年は2月中の実戦登板はなし。2年目も2試合でそれぞれ2回を投げただけだった。それが今年は既に3試合、それもこの日は2月では自己最長となる5回を投げ切ったのは真のプロの身体になってきた証拠だ。

 次回は6日の西武戦(甲子園)に救援登板し、10日には侍ジャパンのメンバーとして欧州代表との強化試合(東京ドーム)で再び救援登板する。「課題を1つずつ持ってやっていきたい」。開幕3戦目、3・29中日戦(京セラドーム)へ向け、不安要素を1つずつ消していく。

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