ソフトボール出身選手が解説 狙いは「重さに負けないバットの使い方」

[ 2015年1月9日 05:30 ]

ソフトボールの使用球でティー打撃する大谷

 【ソフトボール出身の日本ハム・大嶋が解説】

 ソフトボールでティー打撃をしているプロ野球選手を初めて見た。硬式球と違って、とにかく打球は飛びません。ちょっと大げさにでも体を大きく使わないと飛ばないですね。僕の場合は小さい硬式球をいかにミートするかを練習しているので、ソフトボールで打撃練習をすることはありませんが、翔平はインパクトの瞬間に重さを感じたかったり、その重さに負けないバットの使い方を学びたかったのではないでしょうか。

 僕は早大ソフトボール部での4年間で通算100本塁打以上は打っていますが、それはソフトボール用の金属バットだったから。その時、木製バットでソフトボールを打ったことがありますが外野の定位置くらいまでしか飛びませんでした。ソフトボールのグラウンドは両翼78メートルくらいなので、50メートルくらいしか飛んでいないことになりますね。この日の翔平はティー打撃でしたが、ロングティーをしたらもっと打球の違いを感じると思います。もし、ロングティーで本塁打を打てるなら見てみたいですね。
 (北海道日本ハムファイターズ捕手)

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