鳥谷 阪神残留 メジャー交渉長期化で断念、8日夜に球団に伝える

[ 2015年1月9日 05:30 ]

メジャー移籍を断念し、阪神残留が決定した鳥谷

 阪神から海外フリーエージェント(FA)宣言し、メジャー移籍を目指していた鳥谷敬内野手(33)が阪神に残留する意思を固めたことが8日、分かった。同日夜に球団へ意思を伝えたもよう。ブルージェイズなどが獲得に動いていたが、交渉が長期化したことで長年の夢を断念した。

 10年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神に朗報が舞い込んできた。鳥谷が海外FA宣言してから約2カ月。夢であるメジャーか、それとも愛着ある阪神か――。悩んだ末に出した結論は残留だった。

 今後の野球人生を決める重い決断を下した。12年に海外FA権を取得したが、同年と13年は権利を行使せず、1年契約で残留。それだけに今回の権利行使は、鳥谷の本気度を物語るものだった。昨年11月6日には極秘で渡米。大物代理人のスコット・ボラス氏とも契約を交わした。

 メジャー球団も鳥谷の実力を評価。中でもブルージェイズは正二塁手候補としての契約を検討し、最も獲得に熱心だった。このほかシーズン中から視察していたナショナルズ、パドレス、メッツなども興味を示していたとされる。

 米国のFA市場の動きは遅く、鳥谷サイドが結論を先延ばしすれば正式なオファーが届く可能性はあった。しかし、その一方で11年間在籍していた阪神はチーム編成の遅れが懸念されていた。仮に鳥谷流出となれば、中堅・大和の遊撃コンバートは決定的。これに伴う西岡の外野コンバート案も球団内では検討されていた。球団も「1月後半というわけにはいかない」とし、鳥谷本人には今月中旬までに決断してほしいことを伝えていた。これらの状況を踏まえ、これ以上、球団に迷惑を掛けることはできないと判断したもようだ。

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