「故意ではなかった」…殿堂入り会見で“内角攻め”和解

[ 2015年1月9日 05:30 ]

殿堂入りし、そろって会見に臨んだ(左から)ビジオ氏、マルティネス氏、ジョンソン氏、スモルツ氏(AP)

 米国野球殿堂入りを果たしたランディ・ジョンソン氏(51)、ペドロ・マルティネス氏(43)、ジョン・スモルツ氏(47)、クレイグ・ビジオ氏(49)の4人が発表から一夜明けた7日(日本時間8日)、ニューヨーク市内のホテルでそろって会見した。殿堂のユニホームを身にまとい、受賞の喜びを語った。

 投票での4人選出は、1955年以来60年ぶりとあって、華やかな会見に。冒頭ではスモルツ氏が椅子を使って、身長2メートル8のジョンソン氏に帽子をかぶせ「ユニホームを着るのに手間取っていたからね。助けようと思って」と冗談で笑いを誘った。強気な内角攻めを武器としたマルティネス氏は、通算3060安打のビジオ氏に謝罪。「何度かブラッシュボールを投げたが、故意ではなかったんだ」と頭を下げ、ビジオ氏も「いいよ、君のことを愛しているから」と答えるなど終始和やかなムードで行われた。

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2015年1月9日のニュース