FA宣言から2カ月…鳥谷 悩んで決めた阪神残留

[ 2015年1月9日 05:30 ]

メジャー移籍を断念し、阪神残留が決定した鳥谷

 阪神から海外フリーエージェント(FA)宣言し、メジャー移籍を目指していた鳥谷敬内野手(33)が阪神に残留する意思を固めたことが分かった。

 ≪鳥谷残留までの経過≫

 ▼14年10月30日 ソフトバンクとの日本シリーズに1勝4敗で敗れる。試合後、海外FA権行使について鳥谷は「これからゆっくり考える」。

 ▼11月6日 代理人の選定作業や環境面のチェックのため極秘で渡米。

 ▼同11日 FA申請書類が球団事務所に届く。海外FA権を行使。

 ▼同13日 スコット・ボラス氏と代理人契約を結んだことが明らかに。同氏はGM会議の会場で「トリ(鳥谷)は日本のカル・リプケンだ。鉄人だね」とアピール。

 ▼同17日 兵庫県西宮市内のホテルで球団と極秘で残留交渉。

 ▼同26日 NPBアワーズに出席。「(球団から)何を言われても気持ちが変わることはない」と、公の場で初めてメジャーへの強い思いを口に。

 ▼12月10日 代理人のボラス氏が、ブルージェイズと交渉中であることを認める。

 ▼同25日 阪神側が返答期限を15年1月中旬に設定し、鳥谷サイドに通達する。

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2015年1月9日のニュース