工藤新監督 松坂も「先発の中の一人」 まずは投手陣整備を

[ 2015年1月1日 05:30 ]

リーグ連覇、連続日本一へ「継続力」を掲げる工藤新監督(代表撮影)

 ソフトバンクを率いる工藤新監督に意気込みなどを聞いた。

 ――リーグ連覇、連続日本一が懸かる。

 「当然、パ・リーグの中で1位を獲りたい、獲らなきゃいけないという思いはある。投手が野球の中では大事な要素の一つ。その整備はしっかりやらなきゃいけない」

 ――1982~94年の西武時代に日本一を8度。選手として連続日本一は意識していたか。

 「(意識)するというか、しないと駄目。プレッシャーがかかったところで乗り越えられるか、乗り越えられないかだ」

 ――打線の印象は。

 「いい野手がいっぱいいすぎて迷う。相手には何やってくるか分からないな、嫌だなというイメージをつけたい」

 ――描く監督像は。

 「印象に残っているのは(厳格な管理野球で知られる元西武監督の)広岡達朗さん。教えられた野球が自分には色濃く残っている。やっているときはしんどかったが、やって良かったなと思うことがたくさんあった」

 ――松坂を補強した。

 「僕が見たのはおととし(2013年)の春。まだ自分の中でうまくできていないなというところはあったが、昨年はメジャーで勝った。ただ、チームには今まで先発でやってきた人間がいる。先発の中の一人という考え方はしたいが(ローテーションは)確定ではない」

 ――正月に欠かさずやることは。

 「磯辺焼きを作って、子供たちに振る舞う。子供たちは炭に火をおこして焼いた僕の磯辺焼きが好きみたいで」

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2015年1月1日のニュース