野球・ソフト五輪復活 7月IOC総会で正式決定の可能性

[ 2015年1月1日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は昨年12月8日にモナコで臨時総会を開催。中長期改革「五輪アジェンダ2020」の40項目を審議し、全項目が全会一致で承認された。「五輪の独自性や価値、将来像を示す絵ができた」とトーマス・バッハ会長。

 実施競技の見直しでは開催都市に複数の種目の提案権を認めたことで、2020年東京五輪での野球・ソフトボールの競技復帰が有力となり、最終決定することが濃厚な7月のIOC総会(クアラルンプール)で選出される可能性は高い。

 これを受け、日本野球機構(NPB)は理事会で全日本野球協会(BFJ)と日本ソフトボール協会の3団体による対策委員会の設置を承認し、今月から始動する。実施競技に復帰すれば、侍ジャパンのトップチームで臨む方針を固めている。

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2015年1月1日のニュース