黒田　７回２失点も４敗目　イチローは６月初マルチ

＜ロイヤルズ・ヤンキース＞２回、先制を許し厳しい表情のヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース１―２ロイヤルズ

（6月8日 カンザスシティー）
　ヤンキースの黒田が７回を５安打２失点と力投したが、４敗目を喫した。

　２回に２死無走者からの３連打で２失点。尻上がりに調子を上げて４回以降は無安打に抑えたが、「すべては結果なので。負けてしまうと悔しい」と振り返った。ただ、右腕にとっては６回２／３を１失点だった３日のアスレチックス戦に続く好投で、「我慢してこれを続けていくしかない」。打線は得点圏に７度も走者を進めながら６回のイチローの遊ゴロの間に挙げた１点だけ。ちぐはぐな攻撃にあって、イチローは２、９回に左前打を放ち、６月に入って初のマルチ安打を記録。しかし、好打も実らずチームは再び貯金がなくなった。