拙守止まらず…バレンティン 一塁断念へ「きょうは心が折れた」

[ 2014年3月2日 05:30 ]

<巨・ヤ>3回無死一、二塁から阿部の二ゴロで併殺かと思えたが一塁・バレンティンが送球を弾く

オープン戦 ヤクルト2―3巨人

(3月1日 東京D)
 ヤクルトの小川監督が、バレンティンの一塁コンバート案を断念することを示唆した。3回無死一、二塁から、阿部の打球は二ゴロ併殺かと思われたが、遊撃・西浦からの送球をバレンティンがポロリ。これでピンチは広がり、ロペスの左犠飛で2点目を失った。

 「誰が見たってちょっといただけない」と厳しい表情を浮かべた指揮官。当初は2日まで一塁テストを行う方針だったが、試合後「自分の中ではある程度判断している。あす(2日)はDHにします」と方針撤回を表明した。

 ここまで実戦5試合で2失策。試合展開によっては終盤に一塁を守る可能性も残されているが、今後は昨年まで慣れ親しんだ外野に戻ることになりそうだ。いつもは陽気なバレンティンだが、凡ミス続きに「きょうは心が折れた」と自嘲気味に話し、球場を後にした。

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